~ 秀輔の友へ ~
また5回目の命日が近づいてきました。
私達は5年前のあの日から少しも変わらず
寂しい日々を送っています。
いまだに秀輔がいなくなってしまった事が信じられなくています。
先日秀輔の友から連絡をもらいました。
29日・・・秀輔が旅立った日にまたみんなが集まってくれます。
5年経った今でも、彼らは秀輔を友として忘れないでいてくれています。
成人して、社会に出ている人もいれば、
大学生もいます。
みんな夢や希望に胸を膨らませている前途有望な若者達です。
それぞれ忙しい中、
秀輔を偲んで集まってくれる友の思いがうれしくて、
心の底から感謝しているのですが、
みんなに何てお礼を言えばいいのか・・・正直わかりません。
こんなにいつも忘れずに息子を思ってくれる友をもった息子を私は誇らしく思います。
そして息子を思い続けてくれる彼らの気持ちがうれしくて仕方ありません。
5年経った今でも、
加害者からは、いまだにまともな謝罪はありません。
秀輔の命を奪った車はまだ加害者の会社に置いてあります。
あの車がある事が、悲しく私達を苦しめます。
加害者への憎しみが一層強くなります。
秀輔の友のあたたかさに心安らぐ一方で、
加害者の不誠実で非人間的な態度に怒りが抑えきれません。
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