~ 成人式を迎えて ~
2013年1月13日 空はきれいに澄み切った晴天でした。
ピシッとしたスーツに身を包んだ青年達。
色とりどりに着飾った娘さん達。
秀輔と、共に学び、共に遊び、共に笑いあった仲間が成人式を迎えました。
正直、この中に秀輔の姿が見えない事が、辛く、悲しくて仕方ありません。
本来なら、今日この日私たちは、
秀輔の友達の親御さんと成人式を迎える事を喜びあい、
互いの息子や、娘に未来へ向けてのエールを送りあうべき日でした。
私達の時間は4年前の年末から止まったままです。
秀輔も16歳のまま、止まってしまいました。
秀輔の仲間は、年末から、年始、そして成人式の日も、
秀輔を変わらぬ仲間として大切にしてくれています。
わざわざ我が家にたくさんの友人が、秀輔に声をかけに来てくれました。
彼らの友情の厚さが本当に胸に染み入り、感謝に絶えません。
秀輔がいない寂しさは辛く、苦しいのですが、
秀輔を偲んでくれる友人達がこんなにもいる事に
親として喜ばずにはいられません。
息子秀輔は、16年という短い人生でしたが、
これ程得難い友人をこんなにもたくさん得ていたんだ・・・。
秀輔はわずか16年でしたが、男として立派に成長していたんだと誇りに思います。
秀輔を偲んで集まって下さった皆さん。
ご成人本当におめでとうございます。
これから先も、秀輔を思い出して頂けると幸いです。
皆様のご厚情、秀輔共々決して忘れません。
皆様のこれからのご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
コメント