~ 7回忌を迎えて ~
今年最初の雪が降りました。
とても寒く、身が凍えます。
秀輔を亡くし、早6年が経ちました。
この12月は7回忌の法要をします。
この次は13回忌。
6年後はどうなっているのかわかりません。
だから7回忌の法要は秀輔の大切な中学・高校の友人を
沢山お呼びしたいと思っています。
来年の3月、大学に通っていたはずの秀輔とその友人が、
卒業します。
次の生活に向けて、秀輔の大切な友達は忙しい日々を過ごしていることでしょう。
そして新しい生活のために地元をはなれ、
みんな離れ離れになってしまう。
その前に、秀輔をみんなで囲んでもらいたい・・・
忙しい中、秀輔のために何人が集まってくれるでしょうか?
沢山集まって欲しい、
そんな思いで、7回忌の招待状を送りました。
不安と期待を込めて招待状の返信を待ちました。
でも、心配は杞憂のものでした。
たくさんの秀輔の友人が出席という返信をくれました。
みんなは秀輔を忘れないでいてくれたのです。
わざわざ秀輔のために、遠く離れた人も帰って来てくれます。
この日来れない人も、返信欄には年末に秀輔に会いに来てくれると、
何人も書いてくれてありました。
このうれしい気持ちをどうやって表せばいいのかわかりません。
加害者の中澤の会社は既に消滅し、
中澤はこの諏訪から出て行きました。
中澤がいなくなった事で、
胸のつかえが少し楽になった反面、
最後まで、誠意を持ってきちんと謝罪しなかった、
中澤への恨みと憎さが募ります。
秀輔の優しい友達と共に、
私も一区切りつけるため、7回忌に臨みます。
コメント